ワイン好きが選んだ!オススメのノンアルコールワイン 【スパークリングワイン編】
世界的に人気が高まっているノンアルコールドリンク。
少し前までは「ノンアルコールワインは甘い」というイメージが強かった。
製法技術が進化したことで、ワイン愛好家でも楽しめるノンアルコールワインが出て来たという話も聞くが、実際はどうなのか?
そこで、ワイン愛飲歴ウン十年(?)というスタッフが集まり、辛口と称されているノンアルコールワインを
実際に飲んで味を評価してみた。
集まったのは自他共に認めるワイン好き。半数はソムリエ資格も持っている。
かつてノンアルコールワインを試したことはあるものの、甘くて飲みきれなかったという苦い(?)経験がまだ記憶に残っており、全員、いくぶん警戒気味。
条件を設定して実際に試してみたノンアルコールのスパークリングワインは全11種類だ。
【選定に当たっての条件】
(1)「脱アルコール製法(通常のワインを製造し、あとからアルコールを除去したもの)」か、「アルコールを生成させない製法」で作られたもの。
(2)いわゆるブドウの汁を搾っただけの「ブドウジュース」ははずす。
(3)ノンアルコールワインでも、甘口のものもはずす。
テイスティングの結果、ベスト1が決定!
いよいよテイスティング。まだまだ甘すぎたり、人工的な香りが気になるといったものがあったものの、「ワインと比べてもそれほど遜色がない」「バランスがとれている」「軽やかで万人受けしそう」といった、かつてのノンアルコールスパークリングにはなかった、ワインに近いテイストのものもいくつかあった。それぞれ5点満点で点数をつけてもらい、「これだったら、ワインセラーに常備しておきたい」と思えたベスト1は
【第1位】
5点満点中、ワイン好きの面々が軒並み4から5と採点して
1位となったのは、ノンアルコールワインの先駆者
ベルギーのネオブル社の
「ヴィンテンス スパークリング ロゼ」。
「甘さ控え目で果実感のある香りと味わい」
(ワインを愛するがゆえに判定厳しめのD)
「酸味のバランスがとれている」
(ソムリエ資格は持っていないが酒類の経験だけは豊富なB)と高評価。
「いろいろな食事に合わせられそう!」
(ワインと食事のペアリングにこだわるスタッフC)というコメントも。
ワイン好きが選んだ!オススメのノンアルコールワイン【白ワイン編】
前回スパークリングワインで、“意外とイケル!”と認識を改めたワイン好きの面々。
気持ちも新たに臨んだノンアルコールの白ワインは全5種類。
スパークリングよりも種類が少ないものの、いずれも前回同様、下記の選定条件をクリアしたものばかりだ。
【選定に当たっての条件】
(1)「脱アルコール製法(通常のワインを製造し、あとからアルコールを除去したもの)」か、「アルコールを生成させない製法」で作られたもの。
(2)いわゆるブドウの汁を搾っただけの「ブドウジュース」ははずす。
(3)ノンアルコールワインでも、甘口のものもはずす。テキストを入力してください
テイスティングの結果、僅差で1位になったのは?
接戦となったノンアルコールの白ワイン。
全体的にパッションフルーツやトロピカルといった香りが似ていることもあって、最終的には甘みが控え目だった「ヴィンテンス ソーヴィニヨン・ブラン」に軍配があがった。
【第1位】
甘みと酸味のバランスが最高!
「ヴィンテンス ソーヴィニヨン・ブラン」
「香りは白い花。清涼感のなかに若干の甘み。甘みと酸味のバランスがいい」
と絶賛したのは、ワインを愛するがゆえに判定厳しめのソムリエ資格者D。
同じくソムリエ資格を持つ経験豊富なワインラバーAからも「軽いタッチで楽しめる!」と好評だった。
100mlあたりのカロリーが20を切り、最も低かったのもうれしいポイントだ。